ベニオのブログ

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おそ松さん7話「なごみのおそ松」はキャスティングが間違っている!!

 

僕は映画や漫画やアニメに対してここをこうすればいいのに~という見方や考え方は通称「後だしジャンケン」と呼んでいてあんまり好いてはいないのですが、いかんせんおそ松さん7話のAパート「なごみのおそ松」これは言いたい。

 

「なごみのおそ松」は登場キャラクターを別のキャラクターに置き換えて劇中でコントをさせる方式で言うてみればバカ殿様における劇中コントと同じ方式。

 

ちなみにここで登場人物がどういう割り当てになっているかを整理すると

 

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おそ松…なごみ探偵、どんな緊迫した状況でも「なごませる」というギャグで解決しようとする

 

 

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カラ松…事件の被害者、冒頭で死亡

 

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チョロ松…警部、なぜかなごみ探偵に絶大な信頼をおいている

 

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一松…ジェイソン的な風貌の犯人っぽいヤツ(ボサボサ頭とアホ毛2本から恐らく一松と判断)

 

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十四松…仕事に熱心な鑑識、なごみ探偵のおかげで和む

 

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トド松…結果がすべてと考える新米刑事、なごみ探偵のおかげで和みの大切さを知る

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聖澤庄之助…犯人

 

となっているんですが、まずおそ松に和ませるという特性があまりない。主人公は探偵だから長男で。というキャラクターの個性が重要視している「おそ松さん」において非常に安直なチョイスに思える。

 

更にいえば和ませるというのが特性の探偵が主人公であるならば実際に視聴者も和ませなきゃならないという非常に高いハードルを設定しているにも関わらず、比較的まともで兄弟のベースになってしまっているおそ松がなごみ探偵なのは正直キビしい。

天然で狂気的に明るい十四松ならば狂気的にボケ倒すという事が可能でしかもキャラにあっていて和ませるという事に説得力あるし、トド松なら打算と計算でなごませるあざとい探偵が出来るがおそ松はキビしい。

 

なごみ探偵に否定的な新米刑事がトド松なのもおかしい。本来このポジションはチョロ松の役割だし、実際チョロ松は真面目でピリピリした雰囲気からなごみを得てゆく事が成長にもなるのでしっくりくる。

ひねりを加えるならばひねくれた一松を新米刑事に据えて仕事に情熱を持てない新米刑事が和みを得て仕事っていいかも…となってゆくいい話にして後ろを見ると死屍累々。とした方がまだスマートだ。

 

なごみ探偵に信頼をおく警部もなごみ探偵を徹底的に肯定する役柄なのであれば、これこそが比較的論理的でなごみが好きそうなトド松の配役だろう。

それか「流石なごみ探偵だな!」「そうだ!」「いいぞ!」など紋切り型肯定のキレが良さそうなカラ松でもいいかもしれない。

 

被害者がカラ松でそれをはじめ殺したっぽいのが何かとカラ松につっかかる一松というのはキャラにあってるからいいとして全体的にミスキャストがであると思う。

 

こうして整理すると

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十四松…なごみ探偵、どんな緊迫した状況でも「なごませる」というギャグで解決しようとする

 

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カラ松…事件の被害者、冒頭で死亡

 

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トド松…警部、なぜかなごみ探偵に絶大な信頼をおいている

 

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一松…ジェイソン的な風貌の犯人っぽいヤツ(ボサボサ頭とアホ毛2本から恐らく一松と判断)

 

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おそ松…仕事に熱心な鑑識、なごみ探偵のおかげで和む

 

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チョロ松…結果がすべてと考える新米刑事、なごみ探偵のおかげで和みの大切さを知る

 

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聖澤庄之助…犯人

がいいと思う。

これではおそ松のキャラが立たないという事になるがおそ松自体が兄弟のベースになっているのでキャラは立たなくても存在感はなくならないオールマイティなのだから何かに特化した役回りをさせると埋もれる。

 

しかも今回の様になごみがこの世の中で肯定されるべき世界という、よくよく考えると前提が狂ってる系の話をギャグとして使う場合、考えさせたら負けなので考える間を与えないという意味で非常にテンポが重要になってくるが、全体的にテンポが悪い。

なごみ自体に意味はないのだからそこを視聴者に肯定させようとすると混乱が起きる。

 

犯人が誰なのかよ顔のアップを連続して見せてテンポが悪いよ!というのもギャグにしているが、それ自体も遅い。あの時点で顔アップのテンポが悪いギャグにツッコミを入れるのはは2回目だ。せめて1回目にテンポが悪いツッコミをやっちゃって2回目にもういいよ!と食い気味切ってツッコミで切るほうがまだいい。

 

しかも悲鳴を聞いて探偵がトイレに向かって走るテンポ悪いギャグなど、何回も繰り返してやってしまっているおかげで本当にテンポが悪くなっている。

 

前提狂ってるギャグであったら4話の「自立しよう」のドラフト会議の様に走りきって最後に一言「自立しよう…」とセリフが入るきれいなオチなのに対して親に仕送りうんぬんも、なごみを肯定してんだかしてないんだかよくわからない。

 

全体的にキャラが立てが上手くてギャグがキレッキレな「おそ松さん」らしくない回であったなぁ。

こんな風に今週も楽しく視聴しました。

来週も楽しみにしてます。