ベニオのブログ

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ゲイアートの巨匠、田亀源五郎氏の一般漫画「弟の夫」

僕の注目している作家の中にゲイ雑誌などで活躍している田亀源五郎という漫画家さんがいます。

ツイッターもフォローしているのですが、漫画家としての男性の肉体、特に筋肉へのこだわりや絵の緻密さもすごいのですが、国内外の活躍も盛んで色んな文化に造形深くて作家としてのポテンシャルがめっちゃくちゃ高いので活動が面白いんですよ。

(ちなみに僕はゲイではありません)

田亀源五郎 - Wikipedia

 

そんなゲイアートの巨匠、田亀源五郎氏の初の一般漫画誌への連載漫画が単行本化して先日ようやく購入しました。

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お話は

ゲイに対して偏見を持つバツイチ子持ちの男の元に、先月亡くなってしまったゲイの双子の弟のカナダ人の夫が月命日にやってきた。

つまりカナダ人のガチムチなゲイがどうもあなたの義弟です。

と言って訪ねてくる。という所から始まります。

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話の推進力はこの突然現れたカナダ人のゲイと同性愛に偏見を持つ主人公。

これからこの2人の関係どうなっちゃうの!?という所を見どころに進んでゆくのですが、内容はカナダ人のマイクと交流してゆくうちに主人公のゲイへの偏見がはがれてゆく様子が非常にゆっくりと描かれます。

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ゲイに偏見を持つ男が

 

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少しずつ偏見が取れていっていい感じ

 

展開ですが日常系的な話運びで非常にゆっくり。

しかし単行本のラストには、亡くなった様な演出をされていた主人公の元嫁が現れてグッと話に燃料が投下されます。

単行本単位で話を進めるのは流石の構成力です。

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え~元嫁生きてたのかよ!!

 

 

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もちろん田亀氏ならではのサービスシーンもあります。

 

 

登場人物はマッチョなんだけど乙女チックなまでに繊細な男2人がメインですが、そこは一般雑誌向け、一種の清涼剤として出てくるの主人公の娘「かなちゃん」

いい味を出しています。

気が強い性格で、ゲイに対する偏見も知識もないのでズバズバと繊細な問題に切り込んできます。

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かなちゃんかわいい~

かわ、あれ?なんか顔が少年っぽい…

 

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5話のかなちゃん

 

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7話のかなちゃん

 

だんだんかわいくなってきてる!!

こういう見どころもあります。

(インタビューでは田亀氏は少女は初めて描いたと言っていたのでそういう漫画家として尖った部分も好きです。)

 

ebook.itmedia.co.jp

 

僕は作家として尖がるくらい好きなものに素直な人がすっごく好きな人が好きなんだなぁと改めて実感。

 

この魅力を知ってもらいたくて他人に話すんですけど大抵

「なるほど、君はゲイなんだね。」

という結論になります。

違います。

 

 

作品とは関係ないんですけど「弟の夫」の帯にオススメの漫画紹介みたいなのが載っていました。

いいですね。こういうの。

最近はAmazonでもオススメしてくれて、自分に合わせたものを結構いい打率で紹介してくれるんですよね。

この漫画を読んでいる人は、こんな漫画も読んでいます!

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絶望の犯島 100人のブリーフ男VS1人の改造ギャル

 

ありがとう。う~んどうだろ?読まない…かな?